今年に入ってから一人で冬の青春18切符を利用した旅行へ行きました。主に立ち寄った観光スポットは神奈川県の横浜みなとみらいエリアと箱根です。今回の旅の主な目的は、正月恒例の風物詩にもなっている箱根駅伝観戦とそして温泉でした。また、昨年の年末に自宅でネットや旅行雑誌の記事を読んでいた時に、横浜の観光スポットに行きたい気持になったのもひとつの理由にあります。目的地までの移動手段は、青春18切符なので新幹線を利用しないでひたすら在来線を乗り継ぎながら現地へ向かいました。

1月2日に自宅を出発し現地へは夜9時頃に到着しました。宿泊施設の予約はしていなかったので、小田原市内にあるネットカフェで一晩を明かしました。そしたら、店内には大学生らしき人がちらほら見受けられたので駅伝らしさを感じました。駅伝を観戦してから、次に向かったのは鈴廣かまぼこ館です。ここでは、地酒が飲めるコーナーがあったので、出来立てのかまぼこをつまみにしながら飲みました。かまぼこは、日本酒にも合うのでついお酒が進んでしまいました。

その後、箱根湯本温泉にある宿泊施設に行き、食事は日帰り客が利用できるコーナーを利用しました。頼んだメニューは、定番のカレーライスでしたが、観光地で食べる物は街中や家ではまた異なった味わいがあります。また、横浜では赤レンガ倉庫やその周辺をメインに見学しましたが、異国情緒を漂わせてくれます。横浜では十分に日程は取れなかったけれども、港町を満喫することができました。

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今回の旅行で楽しかったことは、箱根の街をのんびりと見て回れたことです。駅伝を観戦してから、徒歩で鈴廣かまぼこの博物館や物産コーナーに立ち寄りました。間近で、かまぼこを作る工程を見られたので貴重な体験ができました。また、館内には実際にかまぼこを作る体験コーナーがあり、子ども連れだけでなく大人のグループも多く参加していたのが印象的でした。

子どもから大人まで幅広い方々が楽しめる施設だなと実感しています。その時に日本酒を飲みながら出来立てのかまぼこを食べましたが大変美味しかったです。それから、箱根湯本温泉まで歩いて行きましたが、天気も良く絶好なハイキング日和でした。現地に到着してから、速攻で温泉に行きましたが、本物の温泉は良いです。体の芯から温まるので、疲れを癒してくれます。日が暮れない時間帯からお湯に浸かっていましたが、そこから眺める風景が現実逃避させてくれました。街中の喧騒を忘れさせ、ホッとした気分にさせてくれます。

今回の旅行で一番思い出に残ったのは、6時前に起床し御幸の浜海岸に行き日の出を鑑賞したことです。友達と旅行に行った以来、約20年ぶりに海岸で日の出を見ましたが、地平線から昇ってくる太陽の姿には偉大さを感じました。やはり、大海原から眺める日の出は最高な気分でした。

その後、箱根駅伝を観戦するために移動しましたが混雑を避けるため、箱根板橋駅近くの所に陣取りました。選手が通ったのは、僅かな時間ではありましたが、生観戦はテレビで見るものとは違います。一枚のたすきに賭ける疾走する選手の姿を見ていて感動しました。箱根駅伝は、毎年数多くのドラマを生み出し多くの人々に感動を与えてくれています。来年も機会があれば、現地に訪れて生観戦をしたいです。

今回の旅で、唯一失敗したのは横浜市へ訪れた時です。訪れた日が月曜日だったので、エリア内にある博物館が休館日だったのが残念でした。計画不足が原因にあったかもしれません。この失敗さえなければ、もっと内容的にも充実した旅になったと思っています。横浜では、名物の赤レンガ倉庫に立ち寄りましたが、中には色々なショップが立ち並びそれを見て回るだけでも楽しく過ごせました。