1年ほど前の事です。僕は仙台から東京・新宿歌舞伎町へ一人で旅行へ行きました。移動手段としては、仙台駅からは新幹線でした。因みに交通費は13,000円前後でした。東京駅までは2時間程で到着し、東京駅から新宿・歌舞伎町まではタクシーを使いました。ここでタクシー代が4,000円となってしまい、焦りました。目的は一人旅をして、日々のストレスを発散する事にありました。

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歌舞伎町は東洋一の眠らない街と言われているだけあり、異様な雰囲気が漂っておりました。到着した時間帯は夕方でしたので、水商売の方々の出勤する姿が多かったです。特にホストの方々が必死に客引きやら、ビラを配布しているのが印象的でした。しかしながら、そのような非日常的な光景も、とても面白いと思い興味が湧きましたので、色々と街や人間を観察しておりました。

特に歌舞伎町の風林会館や花道通りではホストの方々や、巡回中の警察官の方が多く、酔っ払い同士の喧嘩等もありました。ここへ来てお腹が空いたので、インターネット検索にて検索をすると、歌舞伎町ではないのですが、新宿三丁目にある、「やんばる」食堂へ行きました。沖縄そば!絶品でした。美味しかったです。因みに価格もリーズナブルでしたので、色々な種類を頼みましたが、どれもとても美味しかったです。

歌舞伎町という街は眠りませんので、夜になるとホストの方々の激戦ぶりも目を張るものがありました。キャバ嬢の方々やスナックのママ、警察官や刑事さん、ヤクザの方々、呼び込みの方々、スカウトマン、怪しげなイカさま師という、地元では中々お目にかかれない人間を見る事ができて、本当に勉強になりました。人の数も多く、何かイベントでも開催しているのかと思うほどです。

そして、何よりもこれがとても楽しかったです。特に衝撃的だったのが、そのような街ですので、色々とトラブルがあります。通報があったのでしょう。覆面パトカーにスーツを着用した強面の刑事さんの登場!僕は「すげぇ。ドラマみたい」と思い、見守っておりましたが、トラブルの主がその刑事さんの貫禄と迫力に圧倒されて事は無事に収束しました。このようにスリルを味わえるのも歌舞伎町の良さだと思います。

一方で昼間の歌舞伎町は、至って静かなものです。2部(昼の部)のホストの方々が、頑張って客引きやビラを配布しているという感じです。正直申しまして、ここまで面白くて楽しい観光地は初めてでした!また行ってみたいと思っておりますが、次回は友人を連れて一緒に楽しんだ方が、しつこい客引きに会いにくいかもしれません。

旅行中の失敗体験談としては、やはり「もう少し交通機関について調べるべきだった」と思いました。仙台でインターネット検索をして、「新幹線とタクシーさえあれば大丈夫!」と何とも田舎者丸出しの間抜けな考えをしてしまっていたのです。(笑)確かに東京までの道程は新幹線で良かったです。

ここから新宿・歌舞伎町までタクシーも、まぁよしとしましょう。(4,000円は高すぎる!)ところが、歌舞伎町は意外と広くて徒歩だけですとへとへとになってしまいます。ここでまたタクシーを使うのですが、歌舞伎町は繁華街ですので車や人の通りが多くて、歌舞伎町内から歌舞伎町内に移動するだけで、6,000円もかかってしまいました!これは本当に驚きビましたし、「おいおい・・・すげぇな。東京。」と思いました。

運転手さんによると、「タクシーを使ってくれる人はありがたいけど、こういう街は自転車や友人・知人にタクシーの運転手さんがいれば無料で走ってもらえるか、バス等で移動した方がいいですよ。お金がいくらあっても足りないです。」とアドバイスをされました。この旅行で学んだことは、交通機関について調べるべきだったと学びました。